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化粧品は付けたら落とす 皮膚は呼吸をしています。日中、メイクをしているときは肌に負担をかけていて、お肌はつらい思いをしています。なるべく早くに深呼吸をさせてあげましょう。 美しい素肌作りは、毎日の積み重ねがものをいいます。正しく、気長にというのが基本です。中でも大切なのはメイクは必ず落とすこと。メイク落としにはメイクをする2倍の労力を使うと思ってください。 油性のクレンジング剤(クレンジングオイル)でメイクを落としてから、石けんなどの洗顔料で皮脂やアカを洗い流す、ダブル洗顔が基本です。クレンジングオイルで化粧品などの油性の汚れを取ったあとに、洗顔料で残りの汚れを取る方法です。 といってもいきなりクレンジング剤に手を伸ばさずに、口紅、マスカラ、アイラインといったポイントメイク用化粧品にはファンデーション以上に多くの顔料が含まれています。まず色素の濃いものから丁寧に落としていきましょう。 ポイントメイク落としには、クレンジング剤をたっぷり使い、コットンや綿棒の助けを借りてきれいに落とします。 ポイントメイク落としの中でも最初に色の濃い口紅からとります。コットンを三角に折り、クルクルと巻いて使います。汚れたら内側を出し、巻き直します。こうすると口角までしっかりと落とせます。 次にアイメイクを落とします。アイシャドーはコットンを変えながら完全に落とすこと。目元、特にマスカラを落とすときは小回りの利く綿棒を使います。目の周囲の肌は非常にデリケートです。メイク落としでは力を入れずにそっと拭き取るようにしましょう。 佐伯チズのスキンケア・メイク入門:佐伯 チズ Dr.Manaのすっぴん肌力:岩本 麻奈 クレンジング剤はたっぷりと 化粧品の多くは油でできていますから、同じ油性のクレンジング剤を使って、化粧品を浮かび上がらせるのがコツです。肌に合うものなら安くてもOK。惜しげなく使えるものがよいです。 粒子が細かいもの、ピタッと肌にフィットするものなど、最近の化粧品は次々に開発されています。したがってかなり丁寧にクレンジングしないと、汚れが残ってしまいます。ただお肌を傷めるので力は絶対に入れすぎないこと。 クレンジング剤を顔全体に塗るときは、力を入れずに指先を直線的に動かすこと。マッサージのようにらせん状に動かすこと、せっかく浮き出た汚れを再び毛穴に押し込むことになり逆効果です。クレンジングはマッサージとは非なるものです。 中指と薬指の腹を使って、あごから耳、頬、鼻、目の下、こめかみ、口の周りと顔の中心から外側、つまり筋肉に沿って伸ばします。 次にティッシュを広げて顔にのせ、手の暖かみを感じるくらいにそっと軽く押さえます。クレンジング剤と汚れをティッシュに吸わせるのです。 これを2回繰り返し、ティッシュで同じ方向に拭き取ります。次に、ふきとり化粧水で汚れた油分を丁寧に拭き取ります。 せっかく浮き上がらせた汚れを、乾いたティッシュでこすっては、肌を傷つけたり、毛穴に汚れを押し込むことになります。 かづきれいこのミラクル・メイク―心と顔を若返らせる (別冊週刊女性):かづき れいこ ミクロのスキンケア―自宅でできる究極の美肌メソッド:宇津木 龍一 化粧水は年の数だけパッティング 化粧水には「水分補給」という役割があります。水分を補給して潤いを与えるのが目的ですから、たっぷりと使うこと。水の代わりですから、1年に1本位は使うつもりで。 コットンに吸わせるのではなく、きれいに洗った手のひらに、直接化粧水をとって、パシャパシャと音がするくらい強めに顔をたたきます。顔の筋肉は、年齢とともに弛緩してきます。これを防ぐためにも筋肉を刺激しておきましょう。 水分がなくなったら、化粧水を足して、もう一度パッティングを。自分の年の数だけ、たたくつもりで化粧水を染みこませましょう。 順番はまずは頬。顔の中で一番最初にたるみが気になる部分ですから、パッティングを強めにします。次におでこ、あごに。目の周り、鼻の周りは押さえつけるように。最後は首。右手で左の首すじ、左手で右の首すじ、そして両手を後に回してえり足も忘れずにパッティングします。 朝のメイク前に強くたたきすぎると、血液の循環がよくなり、かえって化粧崩れの原因に。朝はそっと押さえる程度にしましょう。 「美」のレッスン―キレイを引き出す心と体のメイク術:嶋田 ちあき きれいな肌でいたい!化粧品をどう選ぶ?―全成分表示はここをチェック:小沢 王春 基礎化粧品は国産品を選ぼう 化粧水や乳液などの基礎化粧品は、高ければいいというものではなく、また他の人が「よかった」というものでも自分には合わなかったり、ブランドものだからよいというものではありません。それは人の肌がそれぞれ微妙に違うからです。 基礎化粧品は、その国の風土や気候の中で研究されているため、日本人の肌をよく理解している国産品に軍配が上がります。 美肌手帖:岡部 美代治 基礎化粧品でかわる美肌の法則:池野 宏 パックでお肌の大掃除 いくら丁寧にダブル洗顔をしても、毛穴には化粧品の残りや汚れが詰まりがちです。週に一回くらいはパックで肌の大掃除をしましょう。パック剤も色々と種類はありますが、洗い流せるタイプが便利です。 時間にゆとりのある日を選び、きれいに洗顔したあとに眉と目の周囲、口の周りを残してパック剤をつけます。そのまま15-20分、好きな音楽でも聴きながらリラックスしましょう。 あとはぬるま湯でパック剤を洗い流してタオルで水気を取り、化粧水や乳液をつけておきます。 美肌の真実―たった2週間でシミ・シワ・毛穴が消える!:岡江 美希 美容の天才365日:齋藤 薫 |
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化粧品は付けたら落とす。これが大原則。 ドレッサースツールセット HAB-627WH |
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