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掃除の仕方
掃除の方法
 玄関
 玄関は外部から土ホコリが持ち込まれますので、1日1回は掃き取るようにしましょう。ほうきとチリ取りがセットになったごく小さなものがありますので、これを下駄箱の隅にでも用意しておくとよいでしょう。外部汚れがアスファルトだけの持ち込み分なら掃除機でホコリを取っても良いです。マンションやアパートの玄関は普通防水仕上げをしていませんので、水洗いは禁物です。週1回は固く絞った雑巾か紙雑巾で叩いて拭いておきます。


 
 畳はイグサという植物を刈り取って編みあげたものです。白土という独特のドロ状ワックスにつけ込んで仕上げ、イグサの美しさと汚れ防ぎをしていますが、水拭きすると白土が取れてしまいますので空拭きが望ましいです。とはいえ、生活の場で使われる畳は水拭きしなければ取れない汚れもあります。そうしたときは固く絞った雑巾を使って畳の目に沿って拭きます。掃除機でホコリを取ってから拭くことです。洗剤を使うなら指定割合よりも薄目にします。そのあと水で絞った雑巾で拭きます。いずれの場合も最後に乾いた雑巾で拭いて早く乾燥させることです。


 カーペット、じゅうたん
 カーペットやじゅうたんはホコリや小さなゴミがたまりやすいのです。こまめに掃除機をかけるのがいちばん清潔に保ちやすい方法ですが、目に付くゴミをちょっと取っておくというなら、粘着テープを利用した掃除器具があると便利です。ローラーにハンドルをつけたものですが、ローラー部分の粘着テープは汚れがひどくなったらはがして捨て、次の新しい面を出して使います。
 
 柄付きのローラーブラシなども効果があります。ころころとローラーブラシが転がり、ゴミを取り込みます。

 シャギーマットは毛足が長いので、ホコリ取りには掃除機の隙間ノズルを使います。毛足の中までノズルを突っ込んで、丹念にかけてホコリを吸い取ります。そしてカーペット用クリーナーでこすり拭きし、お湯で拭きあげて、風通しのよい場所で乾かします。
 
 ムートンのホコリは、荒神ぼうきなどで払います。毛足が寝てしまったら、ベンジンを染みこませたさらし布で毛足をつまむ要領で挟んで拭き、プラスチック製の目の荒いクシでとかします。クシの目の通らないほどからみついたものは、強く引っ張ると毛が抜けますので全体をベンジン拭きするだけにします。

 いずれも毛足がかなり長いので、まめに手入れをしておかないと、毛足の奥にホコリが入り込み不衛生になります。使っている間は毎日でも手入れをしましょう。


 水洗トイレ
 柄付きナイロンブラシに少量のクレンザーをふりかけてこすります。それでも落ちない場合は以下のように。

 ゴム手袋をして、クレンザーを水で湿らせたボロ布に付け、汚れを落とします。それでも落ちないガンコな汚れには、便器を水で完全に流してから、汚れている部分にトイレット用ベーパーを貼り、トイレ用洗剤(酸性)をふりかけます。しばらく放置してから柄付きブラシでこすります。汚れが落ちたら水で流し、さらにアルカリ性の住居用洗剤をトイレ用洗剤と同量程度流しておきます。浄化槽の為には、あまり洗剤を使わない方がよいのでこれは最後の手段です。


 トイレ回り
 和式トイレは毎日掃除しましょう。便器回りをペーパーで拭いたら、床をボロ布で拭きます。このあと住居用洗剤で便器の外側、床を拭き、スリッパの底も拭いておきます。便器の内側はブラシでこすっておき、2-3日に1回は丁寧にこすり、汚れに応じてクレンザーを利用するとよいでしょう。

 洋式トイレは床ホコリペーパーで拭きます。便器の内側もザッとブラシでこすっておくこと。とくに節水型便器では怠れない仕事です。床、便器など洗剤を使って掃除するのは2-3日に1回でよいでしょう。

 ロータンクで手洗い蛇口が付いているものは、蛇口の金具、手洗い部分の掃除も忘れないこと。金具は住居用洗剤を少量含ませた布で拭いたあと清め拭きをします。手洗い部分はときどきボロ布にクレンザーを含ませたものでこすり、さっぱいさせておきます。

 床マットや便座カバーを利用しているときはこちらの清潔も忘れてはいけません。床マットは週1回は洗濯をします。ふたカバーはあまり汚れないものですが、毛足の長いものなどは毛足が寝ているといかにもくたびれ感があるのでご注意を。シートカバー、手ふきタオルは毎日交換します。


 浴室のスノコ
 木製スノコは漂白剤入りのクレンザーを付けたたわしでこすり、よく水に流してから乾かします。

 プラスチック製のものは浴室用の酸性洗剤でこするだけできれいになりますが、ブラシの先が届きにくいところは黒ずんだ汚れが残ります。浴室用洗剤をかけて放置してもサッパリしないものは洗剤分をよく流したあと漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)をふりかけて漂白するとよいでしょう。

 スポンジのスノコは汚れがつきやすいものです。黒くなったものは、さしあたり漂白剤をふりかけてサッパリとさせます。スノコ一面に荒く穴を開けてあり、この穴のまわりが黒ずみやすいので、ここも気が付いたら漂白剤をふりかけておきます。特にこのタイプのスノコは使用後の手入れが決め手。シャワーをかけてサッパリさせ、立てかけるなどして水気を切っておきます。風呂掃除の折に浴室用洗剤を使って裏・表ともブラシ洗いをしておくと、黒っぽくなるのをかなり防げます。


 浴室のシャワー・カーテン
 身体からの分泌物と石けんカスなどが一緒になった汚れが主ですから、取り外して洗います。

 主としてすその方が黒くなっていますので、浴室用洗剤をスポンジに付けて、その部分をこすり落とします。あとは水で洗い流します。

 もしこの方法でもとれない場合には、浴室用洗剤を十分に取り除いたあと、漂白剤をうすめた液をスポンジにつけてこすり、漂白殺菌します。あとは水でよく流しておきます。

 普段は使ったあと、シャワーで石けんカスなどを残さないように洗い流します。そして2週間に1回くらいの割合で洗剤で洗いましょう。

 くれぐれも注意して欲しいことは、酸性の浴室用洗剤と、漂白剤を一緒にしないこと。有毒な塩素ガスが発生して危険だからです。漂白剤を使うには、浴室用洗剤をよく洗い流してから使うことです。またカビ防止スプレーと漂白剤も同じ成分ですから併用しないように。


 窓ガラス
 道路に面した窓ガラスなどは、排気ガスなどによる汚れがガラス面にこびりついてきます。液剤入り住居用スプレーを薄めた液を霧吹きに入れてスプレーし、しばらく時間をおいて、汚れがゆるんでくるのを待ってから、その部分を浴室用ブラシや古歯ブラシなどでこすります。一度で汚れがゆるまなければ、二度くらい洗浄液をスプレーしてこすってみます。そのあと乾いた雑巾で汚れを拭き取り、お湯で絞った雑巾で清拭きしたあと、ガラス面が乾いてしまわないうちに別な雑巾で、少し力を入れて磨き上げます。磨き方が不十分だと、水分が残ってきれいな仕上がりになりません。この仕上げ磨きがスッキリとさせるポイントです。


 網戸
 網戸ははずせるなら取り外してガレージなど水洗いできる場所で、洗剤とブラシを使ってこすり洗いします。水洗いが難しいときは、掃除機に丸型のブラシを取り付けてホコリを吸い取ります。手が届く場所なら、このあと固く絞った雑巾で網戸を拭き、サッパリとさせますが、手が届かない場所はやむを得ません。

 ひどく汚れた網戸は、丸型ブラシに汚れが移り、網戸にイヤな縞がついてしまいますから、ときどき雑巾で拭きながらすると良いでしょう。


 洗剤
 住まいの手入れ用の溶剤類には、様々な種類のものがあります。
 洗剤、洗浄剤、漂白剤、研磨剤、ワックス類に分けることができます。住まいの手入れに必要なのは洗剤で、それをさらに分けると次の3タイプになります。

 @界面活性剤作用によるタイプ
 一般的に住居用洗剤といっているもので、住まい全般の掃除に適しています。調理器具や食器洗いを用途とした台所用洗剤、畳、床、プラスチック製品洗いを用途にした住居用洗剤が含まれます。

 A界面活性剤作用に溶解作用を加えたタイプ
 通常、溶剤入り住居用洗剤といわれているもので、@よりも作用の強いものです。油っ気を含むこびり付いた汚れに適しています。ガラスやアルミサッシ洗い、ガラス用住居用洗剤、換気扇、ガス台回り、ガスレンジ洗いを用途にした溶剤入り住居用洗剤が含まれます。

 B界面活性剤作用に酸性作用など特殊作用を加えたタイプ
 化学的に汚れを分解する洗剤。浴室用、トイレ用洗剤です。

 必要最低限揃えるとしたら上記の3タイプを1つずつ揃えておけば大丈夫です。 

 
これがわかれば汚れは簡単:油田 加寿子
 
住まいの簡単メンテナンス&小修理―自分でできる快適住まい術:油田 加寿子
 
このページのまとめ
カーペットは粘着テープを利用した掃除器具でこまめにゴミを取る。
漂白剤と酸性洗剤を一緒にすると塩素ガスが発生するので併用しないこと。

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