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 自分の持ち物を知る
 シンプルライフを目指す人なら、クローゼットや引き出しの中を改めて、着用しないモノはオークションでも出すか、人に譲るか、処分してしまいましょう。

 新しいものを買いに行く前に、自分のワードローブにかけているものを調べ、コーディネートを考えておけば、買ったものをフルに活用できます。


 使えるモノを揃える
 必要なモノを選ぶときの判断材料は2つあります。

 @これをすぐに着用するあてはあるか。

 Aこれを着用した自分をいいと思うか。

 この2つですべてが決まります。
 マネキンを見て騙されないようにしましょう。店員に説得されて買うのもやめておきましょう。


 今持っているモノの使い道、寿命を考える
 服やアクセサリーはどこまでガマンして使えるかを知っておきましょう。外出用の服や靴で公の場に着用する自信がなければ普段着にまわしましょう。普段着としてもみすぼらしくなったら雑巾やモップ用のボロ切れなどにしたり、大掃除用・作業用の服として利用しましょう。


 長い目で見て購入する
 バーゲンの店や大きなチェーンストアで買い、節約したつもりになる人がいます。本当に節約になることもありますが、品質やスタイルに難があるのを知らず、かえって高くつくこともあります。モノを厳選するポイントを記しておきます。

 @丈夫なモノを買う。アクセサリーであれば継ぎ目、接合面をチェック。服であれば洗濯の利く丈夫な生地、縫製のいいものを選ぶこと。
 
 A流行の波を越えられるモノ。比較的オーソドックスなスタイルのモノを選ぶ。

 Bはみ出さない色合い、デザインを選択する。コーディネートで幾通りも個性的な組み合わせができるようにする。


 クリーニング
 男性の一人暮らしや、出張の多い方などクリーニングをよく利用されている方も多いと思います。クリーニング店を利用するには、必ず仕上がりのよい店を選びましょう。ワイシャツなどを出してみて、仕上がりはどうか、管理は行き届いているか、店の状況を確認します。近所の評判を聞いたりするのも手です。

 クリーニングの仕上がりに関してはできればその場で点検するのが良いです。納得のいくものかどうか、ベルト、ボタンの破損、汚れの落ち残り、縮や型くずれなど、簡単に見られるものはすぐにチェックです。あとで気付いたときは早めにクリーニング店に申し出ましょう。


 靴の選び方
 以下に靴の選び方を記しておきます。靴は、真剣に選んでいるようでも、形やデザインとのかねあいで、購入決定のところで妥協してしまう方もいるのでは。ぴったりあう状態とはどのようなことか、参考にしてみて下さい。

 @両足とも履いてみて、足長と足囲が合い、どこにも当たる部分がないこと。
 A足指が動くかどうかを確かめること。動かない場合は、足指が内側に圧迫されて変形を起こすことがあります。
 B最前部にあたる爪先の余裕が10mm前後はあること。靴のかたちによって違いますが、爪先部分は余裕があった方が良いです。
 C足の土踏まずと、靴の土踏まずのカーブがピッタリあっていること。この部分があっていると、歩くことによって土踏まずが刺激され、長時間履いても疲れず、健康によいです。
 Dヒールが中底にしっかりと止められていて安定していること。高いヒールは靴は平らな台の上に置き、地面と垂直に立っているかどうか確かめます。ヒールがしっかりしてないと、歩きにくいだけでなく、姿勢のためにもよくありません。
 
 なお、靴を選ぶ時間は、午前中よりも午後早々くらいの方が良いでしょう。日中動いたり、働いたりして足もむくんできますので。


 靴の購入後
 靴を購入したら、新しい靴には予めうっすらと靴クリームをぬって表面にしっかりと被膜をつくっておくと、ホコリや汚れが直接靴表面につくのを防ぎます。また光沢も長持ちします。長持ちさせるためには、履き方にも気をつけてください。毎日同じく靴を履いていると、3ヶ月ほどで傷んでしまいますので、長持ちさせるためには、少なくとも2-3足を交互に履くことが大切です。また、雨の日にはできるだけ革靴は履かないこと。革にとって水分は禁物。雨の日に履いた靴は天気の日の10倍傷むとか。シミができたり、固くなったり、変形したりすることのないように気をつけることです。

 革靴が雨に濡れてしまったときの手入れ方法を以下に記しておきます。普段雨の日には、雨靴を履くか、履き古した物を履き捨てるつもりで使いましょう。

 まずドロ汚れを除きます。ひどく汚れたときは固形汚れを除いたあと、ボロ布を水で固く絞ったもので拭き、そのあと乾いた布で水分をとります。次に新聞紙を軽く丸めて靴の中に入れ、しばらく放置して湿気を移します。ひどく濡れていれば新聞紙を交換しましょう。このときギュウギュウ詰めると靴の型が崩れるので注意します。湿気を除いたら風通しの良い日陰に干し全体をよく乾燥させます。ストーブなどの火に近づけて乾かすと革が縮んでしまうので絶対にやめましょう。

 乾いた靴はカサカサしてつやも悪くなっています。ボロ布に同色の靴クリームをとり、少量ずつ丁寧にすり込むように伸ばします。このつや出し用ブラシ(毛先をさいてフワフワさせたも柔らかいもの)かビロード布でこすってつやを出します。最後に靴に合った型を入れて型を入れて整えます。適当な型がないときは、市販の布製シューズキーパーか、紙を丸めたものを詰め、平らな場所に置きます。
 
このページのまとめ
コーディネートの幅を広げておくため同じセンスのモノを揃えておく。
品質の悪い物は買わない。良い物を厳選して買う。
利用するクリーニング店を選び抜く為の妥協をしない。