家電製品の上手な使い方

アナログ専用テレビ
　アナログ放送が終わっても、S端子、コンポジット端子といった外部入力のあるテレビ（アナログ専用テレビ）なら、単体のデジタルチューナーを接続すれば、地上デジタル放送を見ることができます。気に入っているテレビなのであれば、わざわざ買い換える必要はないのです。

　ハイビジョン画質本来のクオリティを出すにはD3またはD4端子の装備が不可欠。S端子/コンポジット端子接続で番組は見られますが、通常画質に変換され、アナログ放送とほぼ同レベルになります。

　地上派専用のデジタルチューナーは大手は数万円と高いのですが、ユニデンなど中堅のメーカーでは1万円台でHDMI端子も装備しているモノがでています。

　

室内地デジアンテナ
　地デジの場合、アナログ放送と違い、受信さえできれば映像、音、共に十分な品質が得られるという特徴があります。つまり、家屋の構造や場所が適していれば、アンテナを室内に設置しても鮮明な映像が楽しめます。

　室内/室外兼用の地上デジタル放送用アンテナは数千円で購入できます。

　

掃除機
　掃除機は吸い取るホコリよりも吹き飛ばす量の方が多いことがよくあります。掃除機は空気をホコリや汚れと一緒に吸い込み、圧力をかけてフィルターを通し、きれいになった空気を再び吹き出します。その吹き出す空気がきれいになっているかどうかはフィルターの目の細かさによります。排気口が床のすぐ上で吹き出して、汚れを舞い上がらせているのが現状です。

　窓を開けて掃除機をかけましょう。舞い上がった粉塵が外に出ていき、新鮮な空気が部屋に流れ込んできます。

　新しい掃除機を買うのなら、掃除機内にホコリを留めておける能力の高さを選択肢の上位に入れておきましょう。吸引力が強いものであれば節電効果も期待できます。

　

空調
　暖房の温度は下げ、冷房の温度は上げましょう。1℃変えただけでエネルギー消費量6%近くも節約することができます。経済的にも家計への負担が減ります。

　

冷蔵庫
　冷蔵庫の置かれている場所が暑すぎないように注意しましょう。日光の当たる場所やガステーブルの隣は避けたいものです。周囲の温度が1℃低いだけで約1%節電できます。

　

料理
　調理器具などは新しいテクノロジーが省エネに役立っています。また、料理を行う際に正しい使い方でエネルギーの浪費を防ぐことができます。電子レンジを使う際はフタやラップを活用するようにしましょう。圧力鍋を利用して食材の熱の通りを早くしましょう。ステンレスの鍋を使いましょう。ホーローに比べて逃げる熱の量が35%も少ないです。電気調理器の場合、プレートと大きさの合った鍋を使いましょう。ガスの炎はなるべく少なくして少量の水で調理しましょう。お茶やコーヒーを入れるときは本当に必要な分量だけお湯を沸かしましょう。

　

これだけは知っておきたいデジタル家電のしくみとポイント 2：海上忍
　

これだけは知っておきたいデジタル家電のしくみとポイント：海上忍

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